All Blogs

2017年8月29日 火曜日

ヨコハマトリエンナーレ2017 ① in横浜美術館

どうも、ヨコハマトリエンナーレ大好き三井です!

先日行ってきた『ヨコハマトリエンナーレ2017』



概ね3年に1度のペースで実施されていて、
今年で第6回目を迎えた、日本最大級の地域芸術祭


初めてのヨコハマトリエンナーレは
2005年(弟2回)「アートサーカス(日常からの跳躍)」
から数えて、この回で5回目の鑑賞。

3年という開催スパンは、その間に自分がどれだけ成長したか振り返るにはちょうどいいようです。

ちなみに一番刺激受けたのは
2011年(弟4回)「OUR MAGIC HOUR -世界はどこまで知ることができるか?-」

東日本大震災の影響で開催自体が危ぶまれたそうですが、例年よりこぢんまりとしながらも質の高いイベントに仕上がっていた印象でした。


ヨコハマトリエンナーレ2017のみどころ

展覧会テーマ

「島と星座とガラパゴス」

「接続」と「孤立」をテーマに、世界のいまを考える


いま、世界はグローバル化が急速に進む一方で、紛争や難民・移民の問題、英国のEU 離脱、ポピュリズムの台頭などにより大きく揺れています。
本トリエンナーレでは、「接続」と「孤立」をテーマに、こうした相反する価値観が複雑に絡み合う世界の状況について考えます。
タイトルの「島」「星座」「ガラパゴス」は、接続や孤立、想像力や創造力、独自性や多様性などを表すキーワードです。
これらを手掛かりに、人間の勇気と想像力や創造力がどのような可能性を拓くことができるのか。
開港の地・横浜から新たな視点を発信します。
:HP参照


【個人的印象に残った展示】

アイ・ウェイウェイ《安全な通行》


鮮やかに彩られたかのように見えるメインエントランス。



しかし、近くに寄って見たとき、その正体に衝撃を受けました。

中東や北アフリカから地中海を渡り、レスボス島に漂着した難民たちが実際に着用していたライフジャケット。



目の前で見せられると、スケール感やたくさんのストーリーが隠されてそうで、結構汚れていて、使用感がある1点1点の救命胴衣の前に、言葉を失いました。

生死を賭けた人々が着用していたライフジャケットの群れは
トリエンナーレへの(避けては通れない)入口となっています。

国際移住機関(IOM)によると昨年の難民死者は7500人だという。

日本ではなかなか実感できない難民問題の現実性が強く突きつけられる作品であり、
今回のテーマ「孤立と接続性」を象徴するような展示でした。



そういえば音声ガイドアプリは必須です!

とても便利でした♪



Mr.(ミスター)《ごめんなさい》

入り口からすぐの作品で
ぱっと見、強烈すぎてひいてしまいました笑



ですが同時に今回のトリエンナーレに期待感が湧いてきました。

村上隆の指揮の下『グラミー賞』4冠を受賞しているファレル・ウィリアムズのMV「it Girl」なども手がけている、カイカイキキ所属のアーティスト、Mr(ミスター)の展示。
『ごめんなさい』
「生活している上で、生活して制作していく上で、あまりいろいろさらけ出すと、あまりかっこいいものではなくて、もう申し訳ありません」とのこと笑



日本独自の進化を遂げた「ガラパゴス」的なオタクカルチャーや萌え絵の無垢さを、アートとして奇想に変容した作品が並びます。


一見ポップなようでいて毒々しくて生々しい。
捉えどころのない怪しさとコワさを感じましたが面白かったです。



ザ・プロペラ・グループ、トゥアン・アンドリュー・グエン
手前《AK-47 vs. M16》
奥「映画『インセプション』のコブに扮するレーニン」(2013年)


ベトナム出身のアーティストたちによる、ベトナム戦争でアメリカ軍が使用した銃弾AK-47とソビエトが使用した銃弾M16を特殊なジェルブロックの中で衝突させた作品。



衝突させる瞬間の爆発のような映像も会場では見られます。

2つの銃弾が正面衝突するまで、何回やり直したんだろう?
向かい合わせで銃を発砲させるので、危ないんじゃないかな?
とかとか、
そういう危険を顧みずまでして、表現したかったことがあるわけですね。

メッセージ性が露骨だが分かりやすくてとても良い。
こういう紛争を題材にした作品は第二次世界大戦以後に戦地となった土地出身のアーティストのほうがインパクトのある、
心に訴えかけてくる作品が多い気がしますね。
やはりまだまだ紛争の残り香が欧米よりも身近なのだろう。


マーク・フスティニアーニ《トンネル》



写真だと分かりづらいのですが、やや右にカーブして無限に続いているトンネル。
これ、壁が結構薄いんです!



正面から見ると長そうに見えるトンネル(私が映ってしまいましたが笑)なのですが、横から見ると薄い!
鏡を使った古典的な仕組みながら、吸い込まれそうになるような不思議な感覚に襲われます。



パオラ・ピヴィ
濃いピンク《準備ができたら教えて》(2014年)
薄いピンク《私の大好きなジジ》(2014年)
黄緑と紫《I and I (芸術のために立ち上がらなければ)》(2014年)






色の効果って不思議です。
クマは茶色、黒、白がスタンダードですが、
カラフルにすることによってクマにも個性がある!ということを表現しているのかな。


他にもたくさん印象に残る作品が多かったです。



今回のヨコハマトリエンナーレは過去一番でした!
他の会場の
②横浜赤レンガ倉庫1号館 ③横浜市開港記念会館(地下) ④BankART Life V ⑤黄金町バザール2017
も勝手に感想レポします!笑



私は、現代アートや芸術と呼ばれるものは、
好きですが正直よくわかりません。
でも、わからないからこそ面白いと思っています。
理由を、知らないでみる感じ方、知ってからみる感じ方
体の内側から湧いてくる、
正体のわからない衝動。


私の中で作品鑑賞というものは、目の前にあるものを単純に鵜呑みにするのではなく、
自らの目で、きちんとみつめ、自らの視点で考え、
その背後にあるものを読み取ること、
アーティストのとんでもない発想力、独創性、
ある時には、アーティストが意図して表現していないことを感じ取る・読み取る。
見る人の数だけ鑑賞方法がある。
発見をする、発想力を生み出す訓練の場であると思います。

いつもアート、芸術から人生のヒントをもらっているような気がします。

表参道は美容室の激戦区、
どんどん良い美容室が出来ては、消えていく。

技術、サービスが良いのは当たり前、現状維持で努力しない美容室は、右肩下がり。
常識に縛られず常に向上心を持ち、まわりより努力すれば、やっと右肩上がりになるかどうか。

常に自分を客観視しながら感謝の気持ちを胸に、

やるっきゃない!!!

投稿者 radice

カレンダー

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30